食育のために

近年、当たり前のような言葉となってきた食育ですが「食を通して生きる力を育てること」を意味することは周知の事実と思います。

生きるためには、切っても切れない関係にある"食"のことだからこそ、その大切さや知識を学び健康的な生活を送ることで健やかなお子様を育てていきましょう。

添加物を避けて出来るだけ手間隙かけましょう

加工食品やお菓子などに混入している添加物は、食品を美味しくしたり保存期間を延長したり、見た目を良くするために使われますが、これは身体には悪いものばかりです。
また、添加物を多く摂取してしまうと、本来の味を舌が忘れてしまうばかりか味覚異常となってしまう場合もあります。

もちろん、市場に出回るものは安全が確認されているものではありますが、添加物の中には発がん性があるものもあるようです。
だからこそ、お子様にはなるべく摂取させたくはないですよね。

調味料の中にも、添加物が入っているものもありますので、出汁においても出汁の素を使うのではなく昆布や鰹節などから出汁をとることが大切です。
その際に、出汁の取り方などをレクチャーしてあげると良いでしょう。

また、季節毎の食材を食べさせてあげるのも、良い手でしょう。
旬な食べ物は栄養価が高いものも多いかつ、味にも変化を付けられるので飽きのこないようにすることが比較的容易になります。

意識しすぎに注意

食育を気にしすぎるあまり、オーガニックのものにこだわりすぎたり、動物性タンパク質を必要以上に避けたりすることには注意が必要です。
こだわりすぎることで選ぶ食品の範囲が狭まってしまい、成長に必要なものを摂取する機会を失い、栄養が行き届かない危険もあります。
また、食育を意識しすぎて忙しいのに手作りにこだわり、品数が少ない食卓になるのも考えものです。